【静岡】インナーサステナビリティと向き合う旅『BY THE SEA(バイ・ザ・シー)』

インナーサステナビリティを高める旅

「サステナビリティ(持続可能性)」と聞くと、環境問題や貧困、人権、動物福祉などの問題をイメージすることが多いと思います。

では「インナーサステナビリティ」について、考えたことはありますか?

社会がよりよい形で続いていくためには、私たち一人ひとりが心身ともに健やかで、幸せな暮らしをできていることが不可欠です。そんな個人の内側を見つめ、バランスを整えるように、インナーサステナビリティと向き合う時間を過ごせる宿が伊豆・下田にあります。

自然と寄り添うプライベートリゾート『BY-THE-SEA』

伊豆半島の最南端・下田にある『BY-THE-SEA(バイ・ザ・シー)』は、その名の通り、目の前に白い砂浜と青い海が広がるリゾート施設です。

約50年の歴史を持ち、知る人ぞ知る会員制プライベートリゾートですが、ただ豪華で高級なホテルというわけではありません。ここの魅力は、この抜群のロケーション・美しい自然と建物が調和し、共生していることです。

部屋の中には無垢の一枚板や丸太、本物のサンゴなど自然の素材をそのまま使い、現オーナー自らがその手触り・質感にこだわって手がけたお洒落で心地よい空間が広がっています。

全部で8つある部屋は、それぞれ広さやレイアウトは違えど、大きな窓から海風と太陽の光が注ぎ、常に自然とのつながりを感じられます。

ありのままの自然の中で、自分を見つめる時間

『BY-THE-SEA』を訪れる際は、いわゆる“観光”からはいったん離れてみるのがおすすめ。まずは何もせず、周りにある山や海からのエネルギーを感じながら、ぼーっとしてみましょう。

それからビーチに降りて、裸足で散歩をしてみるのもおすすめ。“アーシング(earthing)”といって、素足で地面と触れることで大地が宿すエネルギーを感じることができます。

植物も他のどんな生き物も、かつては人間も、皮膚が地面に触れる生活をしていました。しかし現代では、ゴムでできた靴底や合成繊維のカーペット、断熱材の入った床などで地面と切り離されているのが当たり前ですよね。

周りを気にせず靴と靴下を脱いで、足の裏から頭の先まで感覚を開き、自分の感性を刺激してみると、とてもすっきりした気分になりました!

サウナにヨガ、オーシャンデトックス、天然温泉

さらに約1万坪の敷地内には、手作りのサウナ小屋に天然かけ流しの温泉、海辺のテラスやワークスペースもあります。

サーフボードやSUPのレンタル、ヨガレッスンなどもできるので、最低でも2泊以上泊まって、思う存分に自分だけの楽しみ方を見つけてみてください。

コロナ禍で新設したというワークスペースもとても素敵で、サスタビ編集部も1週間くらいここで仕事をしたかったです……。

ヘルスツーリズムという新しい旅のカタチ

オーナーの守屋さんは「現代人は感性が乏しくなっているのではないか」と言います。効率や利便性に追われ、加速し続ける世の中、気づけばゆっくりと空を見上げたり、風の音に耳を傾けたり、自分自身の内側と向き合う時間がほとんどなかったことにハッとしました。

「どこかで溜まってしまった負のエネルギーを出したり、パワーをチャージしたりすることが大事。そういう時、旅をすることで心と体を癒し、感性が豊かになるはずです。」と守屋さん。

そしてきっとその旅は、ただ観光地を巡り、人込みや無機質な部屋の中で過ごすだけではなく、こうして自然と繋がり、穏やかな時間の流れの中で自分を解放することが必要なのだと思います。

ウェルネスツアーやDIY合宿

訪れた人が気兼ねなく、ありのままで過ごせるために、通常は会員制でゲストとの信頼関係を大事にしている『BY-THE-SEA』ですが、初回はお試しも可能という事なので、気になった方は「サスタビを見た」と問い合わせてみてください!

また、ヨガやデトックスを中心にカリキュラムを組んだウェルネスツアーや、サウナ小屋を作るDIY合宿など、パッケージツアーも開催予定なので、そちらに参加することもできます。

少人数向けのリゾートだからこそ、ゲスト一人一人に合わせて丁寧に楽しみ方を教えてくれるので、肩の力を抜いて飛び込んでみてください!

ビーチという場を活かした社会への発信

守屋さんは宿泊業のみならず、現在『レインボービーチフェス』というイベントも企画しています。

これはLGBTQ+の人も含めた多様な性の在り方を広げること、そして海洋汚染・海ごみ問題と、音楽フェスを掛け合わせたイベントで、誰もが共に学び、理解し合い、そして楽しみながらアクションをしよう、という想いで現在準備が進められています。

気候変動やコロナの影響で、観光のカタチは大きく変わろうとしています。宿も、地域の事業者も、そして旅人も、一緒になって考えることで、これからの旅の在り方と「誰ひとり取り残さない」サステナブルな世の中を、作っていけるような気がします。

あっという間の1泊2日でしたが、自分と向き合ってリフレッシュし、明日へのエネルギーをチャージできた豊かな旅でした!

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