【開催報告】go!Me!ビーチクリーン×ミートアップイベントin IKI
先日、2024年9月21日・22日に長崎県の離島・壱岐島で開催されたイベント【go!Me! Beach Clean-up×Meet-up in IKI】の開催報告です。イベント紹介記事はこちらからhttps://sustabi.com/blog/9095/
実は台風予報で、メイン企画であるビーチクリーンができるかどう、ドローンが飛ばせるかどうか、はたまた離島である壱岐島に参加者たちが来れるのかどうかという天候状況だったのですが、さすが神々が宿る島といわれる壱岐島。野外活動の際には雨は降らず、なんとかほぼ予定通りにイベントを実施することができました。またイベントには島内外から約50人以上が参加しました。
今回は、イベントでの主な活動をご紹介します。go!Me!
写真はすべてフォトグラファー髙田望さんが撮影したもの。https://tsuide-iki.com/
Beach Clean-up
まずメインのコンテンツ、ビーチクリーンin島の北東部、天ヶ原海岸!壱岐島の基盤になっている「土台石」と呼ばれる断崖絶壁の勝本層をバックにスタート。
参加者たちは思った以上のゴミの量と種類に驚きながら、軍手をはめて、ゴミ拾い。ほとんどがプラスチックの燃えるゴミ。ペットボトルや漁具なども多くありました。約1時間の間に、壱岐市の指定のゴミ袋50袋以上の海洋ゴミを集めました。
次に屋内に移動し、株式会社SUSTINABLE JAPAN 代表取締役社長 東濵 孝明氏による「海洋ゴミビジネスとは」の講義。熊本県熊本市に本社を構えるSUSTINABLE JAPANは、海洋ゴミやマイクロプラスチック問題の解決に向け、オーストラリアのメーカーが開発した海洋浮遊ゴミ回収機の販売リースや有明海の天然の貝で作られた独自の専用洗浄剤の開発・販売などの取り組み行なっている会社です https://www.sustainablejapan.org/
今回はただのビーチクリーンが目的ではなく、環境保護と地域貢献を同時に体験することで地方のあり方を考える内容。。東濵社長は5ミリ以下の「マイクロプラスチック」が広がっている現状や2025年には地球上の海洋プラスチックゴミが魚の量を上回っていることなどを説明しました。参加者たちは真剣に東濵さんの講義に耳を傾けました。
BBQ交流会
1日目の締めくくりは。自給自足できる島と称されるほど食が豊かな壱岐の幸を堪能しながら、島内外からの参加者が交流しました。幻の壱岐牛にサザエ、うにめし…
一番の見せ場は戻りガツオの解体ショー!地元壱岐勝本で仲卸し・製造・加工・販売を行い角谷さんが参加者の目の前でさばいてあぶって、鰹のたたきにしてくれました!
壱岐と言えば、「壱岐焼酎で乾杯!」。焼酎のラインナップに、のんべえたちは飲み比べしながら、焼酎談義に花が咲きます。
事業構想に関する講演&ワークショップ
翌日は、事業構想大学院大学 福岡校 井手隆司教授から「制約にとらわれない事業構想」の特別講演。しっかり学んだあとは、「壱岐島で事業するなら?」のテーマでグループワークがありました。全国各地から集まった島外の人と島内の人が一緒になって、島の魅力や課題を考えながらビジネスアイデアを出し合いました。食や観光資源はもとより、壱岐に住む人の魅力に注目した意見が多くあがった。
ドローン体験
イベント催行を担当した(一社)マリンハビタット壱岐の事業の一つであるドローンを参加者たちが体験しました。水中ドローンと空中ドローンを操縦をしながら、マリンハビタットの代表を務める田山さんが、島で事業をするワケや活動内容について、話しました。https://marihabi.com/
最後に「島の海の課題を知ってもらって、共にでアクションを起こし、美しい自然や地域資源、食に触れながら、島内外の参加者たちが交流を深めることがでできた。新たなアクション・ビジネスのきっかけになれば」と話しました。また「今後もビーチクリーン×〇〇、ビーチクリーンと何かをかけ合わせたイベントを壱岐で開催していく」と締めくくりました。壱岐島でgo!Me!しましょう!
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