サスタビを知る「サステナブルな旅って、なに?」―そんな素朴な疑問について、さまざまな視点から考えます。

【長野】上田市のサステナブルスポット5選・モデルコース

【長野】上田市のサステナブルスポット5選・モデルコース

歴史と文化の街・上田のサステナブルツーリズム

今回訪れたのは長野県上田市。大河ドラマ「真田丸」の舞台で真田氏発祥の地として知られ、上田城をはじめとする歴史的建造物や、寺社仏閣といった文化遺産が多くある街です。

しかし私が上田を訪れたのは、以前から気になっていたサステナブルスポットがいくつもあったから!

ガイドブックに載っている定番観光スポットだけでなく、“サステナビリティ”という視点から楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

1.犀の角ゲストハウス

ゲストハウス犀の角

街の中心地で、上田駅から上田城へ向かう通り道でもある海野町商店街にある『犀の角(さいのつの)』はシアター、ゲストハウス、カフェ&バーからなる民間文化施設です。

一見しただけでは「どんな場所なのだろう?」と感じる施設ですが、様々な方が出入りする開かれた空間となっています。朝はモーニング、昼間は演劇や朗読の上演があったり、地域の人の活動の場になったり、夕方からはゲストハウスのチェックインが始まり、夜はバーをやっています。

また、コロナ禍で様々な事情から居場所を必要とする女性(母子・学生も可)が雨風をしのげる宿として一泊500円でゲストハウスに泊まれる仕組み『やどかりハウス』を始めた他、環境問題・社会課題に関連したイベントの開催なども行っています。

上田市内に泊まるならイチ押しの宿ですし、宿泊をしない人もぜひ1度覗いてみてください!

2.上田映劇と重澤珈琲

上田映劇

犀の角から徒歩5分のところにある上田映劇は100年以上の歴史を持つ老舗の劇場です。一度は廃業しましたが、町の劇場を求める人々の手で『上田映劇再起動プロジェクト』がスタート。現在は地域の文化拠点として上田映劇を保存・活用しながら、コミュニティシネマの運営や文化芸術を通じた教育・まちづくり等を行っています。

たとえば地元のNPOと共に行う『うえだ子どもシネマクラブ』という取り組みでは「学校に行きづらい日は、映画館に行こう!」を合言葉に、地域の中で子どもたちがワクワクできる居場所づくりをしています。

重澤珈琲

そんな上田映劇の一角、もとはチケット売り場とガレージだったところに小さな喫茶店・重澤珈琲があります。学生時代を上田で過ごしたオーナー・重澤さんが移住してはじめたお店です。

「自家焙煎」「無農薬無化学肥料」「ネルドリップ」にこだわり、丁寧な手仕事で淹れられたコーヒー。コーヒー豆に詳しくなくても、好みを伝えるとおすすめの豆を選んで、浅め・深めなどの調整もしてくれます。オーナーが大事にする「おいしさとおいしさ以上の何か」を、ぜひ感じてみてください。

朝8:00からオープンしているのでお出かけ前の1杯に。旅の途中でほっと一息、昔懐かしいレトロな建物でまったり映画を楽しんでみるのもおすすめです。

3.Value Books Labと本屋未満/NABO

古本のネット買取・販売や、本を循環させる新たな仕組みづくりに挑戦する会社VALUE BOOKSの、実店舗とブックカフェが上田にあります。

最初にできたのが『Books&Cafe NABO(ネイボ)』です。コロナ禍で1度は閉店し『本屋未満』として再出発したのち、もう“未満”ではなく“本屋”になれたというタイミングで、『本と茶 NABO』としてリニューアルしました。

ドリンクメニューは同じ上田市内の茶葉店『Chairo』がこだわりぬいて選んだお茶が並び、ゆたかな読書タイムを彩ります。

元は本だった紙でできたデザインペーパーや、どうしても捨てたくない本を長野県・伊那市の製本所『美篶堂』で製本し直した“サードハンドブックス” など、ユニークでサステナブルな製品が置いてありました!

NABOの二軒隣に向かい合ってあるのが『Value Books Labo』で、こちらは約5000冊の古紙回収に行く予定だった本を販売しています。通常の古本販売では扱えず、処分されてしまうはずの本をなんとかしたいという想いで実験的に販売しています。

道路を挟んで向かいにある店舗は元は化粧品屋さん。もとはコスメが置いてあった棚がそのまま再利用されているのも面白いですね!

4.26bldg.と古道具にろく

観光客にも人気の北町街道・柳町に向かう途中の路地にある、淡いグリーンの外壁とツタが目印の建物「 26bLdg.(ニィロクビルヂング)」。

かつては近所の銭湯「竹ノ湯」の倉庫として使われていましたが、長年空き家になっていたものを地元の石井工務店がリノベーションし、“裏通りから上田を楽しく”をテーマに新たなコミュニティの拠点となっています。

元は「おフロの建物」というところから「 26building」→「26bLdg.」という遊び心満点のネーミング。下一桁が2と6の日のみ管理人さんがいるそう。

1階には「古道具にろく」という古道具屋さんがあり、建物を覆う蔦が絡んで伸びるように、道具や建物が持つ物語をひきつなぎ、多くの出会いがあるよういという想いがこめられているそうです。

5.エシカルグッズと量り売り|NESTORE

最後は2022年7月にオープンしたばかりの上田の最新サステナブルスポット!オーガニック・ローカル食品の量り売りのお店『NESTORE』。

結婚を機に上田に移住してきたオーナーが自ら店舗の改装も行った手作りのお店には、パッケージフリーの食品や石鹸をはじめ、様々なエシカルグッズが並んでいます。一押しは量り売りのバスソルト!自分が好きな量で購入できるので、ぜひお試しあれ。

上田市でサステナブルな旅を楽しもう!

以上、長野県上田市のサステナブルスポット5選でした!

ぜひみなさんも新しいサステナブルなポイントを探してみてくださいね。

この記事を書いた人

鈴木 さやか

ライター・コミュニティ運営

東京大学大学院在学中。専門は環境教育/社会教育。渥美半島⇔横浜の2拠点生活でローカル(実践)とアカデミア(理論)を行き来しながら、無理なく持続可能な生き方の選択肢を探求中!

Member Recruitment

サスタビ
運営メンバー募集

サスタビでは、ウェブサイトを運営する
メンバーを募集しています。

Contact Us

お問い合わせ

サスタビサイトに関するご質問や、掲載依頼などは、
以下よりお問い合わせください。