「サステナブルな旅」とは、旅を楽しみながら、広く地球環境、社会、経済に配慮し、旅先の人々の暮らしに敬意を払い、旅すること。「サスタビを知る」のコーナーでもさまざまなサステナブルスポットや事例をご紹介していますが、こちらの記事では、2022年11月にリリースされた最新のサステナブルなニュースをピックアップしてご紹介していきます。
■「楽天トラベル」がサステナブルな取り組みが一目でわかるアイコンを公開
引用:楽天グループ株式会社
旅行予約サービス・楽天トラベルは、国内の登録宿泊施設におけるサステナビリティへの取り組み内容を紹介する「サステナビリティアイコン」を新たに公開しました。「サステナビリティアイコン」は、「廃棄物」「水資源」「エネルギー」「自然環境」「食」「伝統/歴史」「多様性」「地域貢献」の8つのカテゴリに分かれています。旅行者は、宿泊施設がどのような分野でサステナビリティに取り組んでいるのかを一目でわかるように。
これにより、ユーザーは旅行予約の際に各宿泊施設のサステナビリティへの取り組みを理解し、それぞれの旅行スタイルに適した宿泊施設を選ぶことができるようになります。
ニュース:楽天トラベル、宿泊施設のサステナビリティへの取り組みが一目でわかるアイコンを公開
■来年のトレンドは心と身体を癒すウェルネストラベル!?
引用:Hotels.com
Hotels.comは、エクスペディアグループが日本を含む18の国や地域の男女24,000名を対象に実施した「2023年の旅行に関する国際意識調査」をもとに、日本の旅行者の2023年旅行・ホテルのトレンド予測を発表しました。
近年、心と身体を癒す「ウェルネストラベル」が注目されていますが、特に日本の旅行者の47%が「2023年の次の旅行は『ウェルネス』&『リトリート』にプライオリティを置きたい」と回答。また世代を比べてみると、ウェルネスを目的とした過ごし方に前向きであると回答した世界の旅行者の約半数がミレ二アル世代(25歳~34歳)であることが分かりました。
人にも地球にも健康で、サステナブルであることをコンセプトとした旅先が2023年の旅行のトレンドとなるのではないでしょうか?
ニュース:心と身体を癒すウェルネストラベルと手頃な価格で付加価値があるホテルが来年のトレンドに
■東京みやげの定番「東京ばな奈」からSDGsにチャレンジした新商品が誕生
引用:株式会社グレープストーン
東京みやげの定番として知られる「東京ばな奈」から、3つのSDGsチャレンジをした新商品「米粉だよ!東京ばな奈もちふわ」が誕生。
小麦アレルギーの方にも安心してたのしんでもらえるようスポンジ生地を国産米粉でグルテンフリーに。株式会社ドールが推進する廃棄バナナを削減するSDGs活動「もったいないバナナ」プロジェクトに参画。まだおいしく食べられるにもかかわらず、流通過程における様々な要因により捨てざるを得ないバナナを「もったいないバナナ」とし、もったいないバナナがなくなることを目指しています。そして、8個入&12個入の包装紙をなくし、箱に使用している紙も適切に管理された森林からできたFSC認証紙を使用。環境に配慮した植物性由来成分を含むインキを選んでSDGsへの貢献を目指した取り組みを行っています。
ニュース:SDGsで新しい!次世代東京ばな奈が誕生「米粉だよ!東京ばな奈もちふわ」~「サステナアワード2022」募集開始~
■西武・プリンスホテル、ブッフェで「サステナブルメニュー」の表示開始
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは、サステナブルなホテルチェーンを目指し、食品ロスの削減や食品廃棄物の活用など「食」に対するサステナブルな取り組みを進めています。
今回新たな取り組みとして2022年11月16日(水)より全国のブッフェレストランで「サステナブルメニュー」の取り組みをPOPなどで表示。また「サステナブル」をテーマに開催したプリンスホテル料理コンクールで優勝したメニューを一部のプリンスホテルで販売する予定だそうです。こうした取り組みを通じて、食品ロスの削減や食品廃棄物の活用などをさらに強化させていく考えを示しています。
ニュース:【西武・プリンスホテルズワールドワイド】「食」に対する新たな取り組みとして 全国のブッフェレストランで「サステナブルメニュー」の表示を開始
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