こんにちは、前回のラオス訪問から3ヶ月後、再びラオスを訪れてきました。今回の旅の目的は、前回訪問時に知り合ったラオス人技能実習生送り出し機関NMS Laoでの「スタディケーション」の実践。参加したのは大学生2名、フリーランス2名の計4名、全員20代です。訪問時のレポートは以下より。
スタディケーションとは?
そもそもスタディケーションとは、スタディ×バケーションの造語です。
旅先ではたくさんの刺激を受け、かなりの量のインプットがありますが、アウトプット先がなければ記憶に定着せず、いつの間にか忘れてしまうことが多々あります。そもそも見えているものも表面的で、深くまでインプットできていないということも。せっかく現地まで足を運ぶのであれば、思い出をつくるだけではなくもう1段階学びを深める、そんな旅をしてほしいなと思いスタディケーションという旅のスタイルを推奨しています。
NMS Laoとは

今回訪問したNMS Laoは、前回の記事でも紹介したラオス人技能実習生送り出し機関です。「ラオスから世界へ」を掲げた、ラオス国認定の技能実習生を日本に送り出すための学校のようなもので、これまで700名以上のラオス人を日本に送り出した実績のある場所。生徒たちは全寮制の学校にて、日本語だけではなく、日本での生活について学びます。
最長6ヶ月間の通学機関があるNMS Laoですが、生徒たちは入学の時点で日本での受け入れ先が決まっており卒業後には来日が確定していることが大きな特徴です。この学校を訪問を通じ生徒たちと旅行者が仲良くなり、一期一会で終わらず、日本でまた再会できるのではと考えました。何より、自分たちが普段当たり前に使っている日本語を話すだけで、とても喜ばれる点や日本人の旅行者であれば誰でも現地の学校の役に立てるというところに目をつけました。
実際に訪問して

今回は初めての座組ということや、スケジュールの都合もあり2日間の日程でNMS Laoにお世話になりました。現地では、早速各々がクラスに分かれて授業を行いました。入学してすぐの生徒たちのクラスではテキストの読み上げをしたり、数ヶ月経っているクラスでは事例を交えてのロールプレイングでの会話があったりと、内容はさまざま。
最初は生徒側も初めての取り組みに戸惑いつつ、さらにラオス人の国民性が日本人と同様でかなりシャイであるため、ぎこちない雰囲気でした。しかし授業と授業の合間に話しかけるとだんだんと心を開いていただき、その後の授業ではたくさん日本の文化について質問をもらったり、逆にラオスの文化についてこちらが尋ねたりしました。

事前準備もほぼいらないとのことで授業をスタートしましたが、何を教えるべきなのか企画した張本人ですら直前は大丈夫かなと思うドキドキもありました。しかしいざ進めていくと日本語の教科書を少しゆっくり読み上げたり、例えば日本に行ったら何をしたいとか、日本で不安に思うことなどを質問してあげるだけで十分喜んでくれ、「こういう言い方をするといいよ」などとカジュアルに教えてあげていました。
質問を繰り返す中で現地の生活や、学校に来る前に何をしていたか、技能実習が終わった後、日本で貯めたお金で何をしたいのかを聞いたりすると、ただ旅をしているだけではわからないラオスの方々の深い部分まで垣間見ることができました。

昼ごはんは学校側に準備してもらい、食堂で生徒たちと一緒に食べました。普段食べているものを知れることはもちろん、東南アジアではよくある食卓の調味料をどれだけ入れるのかとかなども含め、現地の生活を覗き見る貴重な経験でした。
2日目のお昼の頃にはみんなすっかり打ち解け、生徒が持ってきたタマリンドを「食べてみなよ」と食べさせてもらったり、日本に行ったときに連絡したいと連絡先を交換したりと、自分の望んでいたことが少し実現できた気がしました。
現地の人との交流とバンビエンでの自然体験
せっかくラオスまで来て学校訪問だけで終わってはスタディケーションの、スタディの部分だけになってしまうので、バケーション側もしっかり楽しみました。今回は首都であるヴィエンチャンと、自然豊かなバンビエンの2ヶ所を訪問。
ヴィエンチャンでは学校の生徒とは別に、前回の訪問で仲良くなった現地の方たちと一緒にラオス料理を食べ、おすすめを教えてもらったり食べ方を教えてもらったり。
お酒好きにはたまらない今まで食べたことのないおつまみを教えてもらったりと、牛スジをあげたもの?ちょっと詳細不明ですが、めっちゃハマりました。

そしてにバンビエンは自然豊かでアクティビティも豊かで非日常感がたっぷりのため、一緒に参加したメンバーたちはかなり満足していました。その中でも、サスタビでも推奨している現地の自然に触れることのできる、特におすすめだったバンビエンのアクティビティを3つほど紹介しておきます。
1. 王道のトレッキング

まずご紹介するのは王道のトレッキング!有名なビューポイントまでは40分ほど上るのですが、その先にはなぜかバイクがあり、それにまたがりラオスの旗を持って写真を撮るのが定番となっています。ここもちろん写真撮るのはいいのですが、写真以上の絶景が広がっており、なにより自力でここまで登らなければ見れない景色という意味で達成感があり、かなりおすすめです。
ただし足場がかなり悪めなので、前日に雨が降ったりすると、どろどろになるので注意。靴、めっちゃ汚れます。
2. ブルーラグーン4
バンビエンのアクティビティといえばブルーラグーン。青い湖で遊べるのですが、実はブルーラグーンはいくつもあり、ブルーラグーン1からブルーラグーン6ぐらいまであるようです。その中でもツアーに申し込みして連れて行ってもらえるのは基本的にブルーラグーン1、たまにブルーラグーン2に連れていってもらったよという人も聞いたことがあります。
今回は秘境感を求めている人におすすめということで、ブルーラグーン4に行ったのですが、ツアーでの観光客もおらず、地元の子どもたちも遊んでいて、一緒に湖に飛び込んだり、混んでいない場所で自然を大満喫しました。
3. 洞窟リバーチュービング
個人的に、推しの体験が洞窟の中に流れる川を浮き輪に乗り、ヘッドライト着用で進んでいくアクティビティがこちら。

え、ここ本当に入っていいの?というドキドキ感、まるでインディ・ジョーンズ等の映画にありそうなアドベンチャーを楽しめます。
まとめ

今回のラオスでのスタディケーション、学校訪問を通じて現地の人々と深く交流できただけでなく、バンビエンの大自然も満喫できました。特に印象的だったのは、日本語を話すという当たり前のことが誰かの役に立ち、そこから本当の交流が生まれたこと。数ヶ月後には彼らが日本に来る。その時に再会できるかもしれないと思うと、旅の記憶はより鮮明に、より意味のあるものになります。
スタディケーションは、旅に深みを与え、一期一会では終わらない人とのつながりを生み出します。あなたも次の旅で、学びと交流を取り入れてみませんか。きっと、いつもとは違う旅の景色が見えてくるはずです。
立命館大学大学院修士課程修了。専門は情報理工。NTTデータ入社後、大規模システム開発の維持管理やビッグデータを用いた観光分析を担当。世界一周後、場所にしばられずに働くを追求してITに特化した現代版なんでも屋を起業。チェコ親善アンバサダー、銀河高原ビールアンバサダー。通称、シャンディ。







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