サステナブルな旅」とは、旅を楽しみながら、広く地球環境、社会、経済に配慮し、旅先の人々の暮らしに敬意を払い、旅すること。「サスタビを知る」のコーナーでもさまざまなサステナブルスポットや事例をご紹介していますが、こちらの記事では、2023年9~10月にリリースされた最新のサステナブルなニュースをピックアップしてご紹介していきます。
JAL、廃棄されてしまう果物を特殊冷凍で凍結した新感覚のフローズンフルーツを採用
「みんなで行こう、サステナブルな未来へ。」を合言葉に、CO2排出量削減、脱プラスチック、限られた資源の有効利用などサステナブルな取り組みを行うJALグループ。今回、味に変わりはないのに「サイズが基準を満たしていない」「⼩さなキズがある」などの理由で市場に出回らず廃棄されてしまう果物を、特殊冷凍テクノロジーによって凍結した新感覚のフローズンフルーツを9月14日(木)~20日(水)の1週間、羽田発ニューヨーク行きのビジネスクラスおよびファーストクラスにて「サステナブル・チャレンジフライト」として提供しています。
愛媛県大洲市が「世界の持続可能な観光地2023年 TOP100選」を受賞
引用:【2年連続選定】愛媛県大洲市が国際認証機関グリーン・デスティネーションズが選ぶ「世界の持続可能な観光地2023年 TOP100選」を受賞
観光まちづくりに取り組む愛媛県大洲市が、国際認証機関の非営利団体グリーン・デスティネーションズが認定する「世界の持続可能な観光地2023年 TOP100選」に2年連続で選出されました。昨年は城下町である大洲市の歴史的建造物を再生して活用するなど、まちなみ保全や地域経済に資する取り組みを評価されたものでした。今年は、町家再生に加え地域住民と一般社団法人キタ・マネジメントが連携し地域コミュニティを育んできたことが評価されたことを明かしています。
日本初の無人駅トゥクトゥクレンタルサービスを開始!
引用:無人オペレーションの移動型アクティビティで東京の秘境奥多摩の魅力発見の旅へ!
近年、日本の観光地でも過疎化高齢化が進み、それに伴う一次交通・二次交通の衰退が顕在化しています。こうした観光地への来訪手段は車しかなく、休日や観光シーズンの集中的な交通渋滞や排気ガス、ゴミの投棄等により自然豊かな環境が損なわれているといった移動課題も大きな問題となってきました。JR東日本スタートアップ株式会社は、新しい移動型アクティビティである電動トゥクトゥクを展開する株式会社eMoBiと共創し、観光地での移動課題を顧客価値に変換し、移動自体をもっと楽しく快適なものにする実証実験をJR青梅線鳩ノ巣駅にて10月18日(水)から順次開始します。
この記事へのコメントはありません。