サスタビを知る「サステナブルな旅って、なに?」―そんな素朴な疑問について、さまざまな視点から考えます。

北海道でサスタビ体験!道東に行くなら屈斜路湖周辺がおすすめ

北海道でサスタビ体験!道東に行くなら屈斜路湖周辺がおすすめ

「旅で世界を、もっと素敵に」を理念とする株式会社TABIPPOと、旅のサブスクサービスを提供するHafHが主催する釧路を舞台とした「大自然に触れて過去・未来とつながる。釧路・阿寒摩周サステイナブルツーリズム」が、2021/10/2〜2021/10/5にで行われました。

「サステイナブルな旅とはなにか」を学ぶため、原住民であるアイヌ民族の方の講話を聞いたり、自然アクティビティに参加したり、現地在住者たちと交流するプログラム。「旅行」ではなく「旅」を演出するため現地集合現地解散で、好きなものに参加できるというものでした。

4日間のプログラムのなかでも、印象的でかつサスタビを感じたものを今回は3つ紹介します。

日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」でサスタビを学ぶ


今回の企画は国内最大のカルデラ湖である屈斜路湖(くっしゃろこ)周辺で体験できるものが多いのが特徴でした。

屈斜路湖は北海道東部、いわゆる道東エリアの弟子屈町(てしかがちょう)にある1周57kmの大きな湖、火山噴火で出来た湖なこともあり、付近には温浴施設が目立ちます。湖畔にあるコタンの湯は24時間開放された無料の露天風呂、絶景を眺めながら入浴ができます。

屈斜路の語源はアイヌ語の「のど/口」を表すクッチャラから来ており、湖から流れでる釧路川を食道などの人体に見立てていると現地の方からお聞きしました。

サステイナブルツーリズムを感じるプログラムを紹介

釧路川源流でカナディアンカヌー


屈斜路湖から流れ出る川は、道東を流れる一級河川の釧路川、標高差が120mしかないことからカヌーのスポットとして有名な場所。

雄大な屈斜路湖の自然をカラダ全身で体感するにはカナディアンカヌーがおすすめです。

カナディアンカヌーは川幅の狭い場所でも自然を壊すことなくそのまま楽しむことができるため、自然に与える負担が少ないのが特徴。2人につき1人のガイドがつくため、漕ぐことに集中する必要がなく、はるか昔から変わらない川の音や鳥のさえずりなど、五感で自然を感じることができました。

津別峠から屈斜路湖を見下ろす雲海ツアー


津別峠にある展望施設から屈斜路湖にかかる雲海を眺めるツアーがあります。雲海の発生率は6-9月のハイシーズンであれば60%以上といわれ、高確率で雲海が楽しめるスポットです。

雲海がでる時間帯、本来であれば展望施設は閉鎖しているのですがツアー参加者のみ施設内に入れます。

もともと運営が厳しく展望施設自体の存続が危ぶまれていたところ、地元企業が雲海ツアーで特別に利用することでツアー代金の一部を支払い、展望施設として運営を継続できるようになりました。

アイヌ講和と伝統音楽ライブ鑑賞


漫画「ゴールデンカムイ」の流行により、アイヌ文化に対する感心が急激に拡大を見せています。

屈斜路湖の湖畔にある「丸木舟」ではアイヌ料理と、アイヌの伝統音楽をアレンジした音楽グループ、「アイヌ詞曲舞踊団モシリ」のライブを鑑賞できます。

アイヌ講和では「すべてのものは神様のもちもの」、自然の一部を利用するときは神様から余剰分をおすそわけしてもらっているというのがアイヌの考えだと聞きました。はるか昔から自然と共存してきたアイヌの生活。これからの時代に欠かせないサステイナブルな生き方のヒントが多くあると、そう強く感じさせられる時間を過ごせます。

道東エリアはサスタビの宝庫

今回は北海道のなかでも、道東エリアのさらに屈斜路湖周辺で感じたサステイナブルな旅、「サスタビ」を紹介しました。

  • 自然を壊さないアクティビティ
  • 観光スポットが運営し続ける仕組み
  • 先住民から学ぶ自然との共存

他にも「サスタビ」感じることが、道東エリアだけでも数多くありました。「サスタビ」を感じる瞬間はひとそれぞれでいいと思います。ぜひこの記事をヒントに道東エリアをいつもとは違った目線で旅行してみてください。

この記事を書いた人

岡村龍弥

合同会社ギルド 代表

立命館大学大学院修士課程修了。専門は情報理工。NTTデータ入社後、大規模システム開発の維持管理やビッグデータを用いた観光分析を担当。世界一周後、場所にしばられずに働くを追求してITに特化した現代版なんでも屋を起業。チェコ親善アンバサダー、銀河高原ビールアンバサダー。通称、シャンディ。

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