長野県の乗鞍高原でサスティナブルを身近に感じるワーケーション体験を

働き方改革によるワークスタイルや生活様式の変化にともない、耳にするシーンが増えた「ワーケーション」。

長野県の乗鞍高原(のりくらこうげん)でのワーケーションは、ただ都会から離れて仕事に集中するだけの場所ではありません。大自然の中で心と身体をリラックスさせて将来やキャリアについてゆっくり考えれるのが魅力です。

乗鞍高原の現状

長野県にある乗鞍高原とは

長野県松本市にある中部山岳国立公園内に位置し、乗鞍岳や一ノ瀬園地、まいめの池などの絶景スポットも多く存在する乗鞍高原。

特徴は豊かな自然があること。日本一登りやすい3000m級の日本百名山でもある乗鞍岳をはじめ、高原内には滝や池などを巡る散策道があり、夏も冬も老若男女がその豊かな自然を身近に感じられます。

ワーケーション誘致で移住促進

約60年前は学生村として、高原の観光地として繁栄した長野県を代表する避暑地として軽井沢と並ぶ人気度を誇っていました。現在は人口減少と高齢化、各施設の老朽化に悩み、地域をどう維持していくかが課題となっています。

滞在日数が長くなればなるほど、訪問者たちの満足度が高いこと特徴がある乗鞍高原。

長期滞在者はリピーターになることも多く、ワーケーションを通じて関係人口が増えていくことで、地域への移住という選択肢にも繋がる可能性があります。

ゼロカーボンパークに認定された乗鞍

ワーケーション以外にも特徴的なことがあります。

乗鞍は環境省の推進するゼロカーボンパークの第一号として、令和3年3月に認定されました。ゼロカーボンパークとは、国立公園の脱炭素化を目指すとともに、脱プラスチックも含めてサスティナブルな観光地づくりを実現していくエリアのこと。

乗鞍では持続可能な地域を目指し、さまざまな取り組みを行っていることも、長期滞在者やリピーターが多い理由に繋がるのかも知れません。

乗鞍高原でサスタビ体験

乗鞍の当たり前が実はサステイナブルな暮らし

乗鞍の人たちは元々自然と一体化した暮らしをしている方が多く、食べてほしいと思う量しか提供せず、地産地消を心がけています。

オーガニック食材を使用したり、大量生産をせずに計り売りをしたり、生ゴミを堆肥化したり、なかでも毎日のゴミの量を計測していることには驚きました。

大量消費、大量生産が多い今の時代、この姿勢を守りながら無理なく生活している乗鞍の人たちの生き方を学ぶ旅ははまさにサスタビです。

ゲストハウス雷鳥で乗鞍の暮らしを体験

「温泉宿ゲストハウス雷鳥」では乗鞍の暮らしを宿泊者の方々が体験できるのが特徴です。

長期滞在しやすい環境が整備されているため、サステイナブルな暮らしを学びながらワーケーション可能な場所として人気を集めています。

 

引用:ゲストハウス雷鳥がリモートワークに最適な理由

  1. 国立公園の中にあり大自然の中で静寂を感じられる
  2. 源泉掛け流し硫黄泉(殺菌効果が高い)のある温泉宿
  3. 天候に合わせてアクティビティーを楽しみ、免疫力を高めながら仕事ができる
  4. 集中して仕事ができる設備・ワーキングスペース・サービスあり
  5. お子様連れでも安心の自然保育サービス・田舎移住体験
  6. 設備の整った自炊スペース、朝食・夕食サービス、食料・日用品調達も問題なし
  7. 適度な距離感のコミュニケーション
  8. 長期滞在はお一人でもリーズナブルに個室でゆっくりと、グループ貸切も可能
  9. 滞在中飽きのこない魅力ある周辺観光

「ゲストハウス雷鳥」を経営している藤江さんは、地域活性につながるよう地元のグルメを積極的に案内することや、他に経営するジェラート&カフェ「GiFT NORiKURA」で提供するカップやスプーンなどにエシカルな素材を使い、テイクアウト用にリユースボトルを貸し出すなど、Going Zero Waste(できるだけゴミを出さない)に取り組んでいます。

他にも売り上げの3%を乗鞍の環境整備のために寄付するなど、様々なサステイナブルにつながるアクションを積み重ねています。

「サスティナブル」「持続可能」と聞くとどうしても堅いイメージを持ちがちですが、大きなことだけでなく自分にできる小さなアクションの積み重ねが大切だと藤江さんは話します。

長期滞在を選択することもサスタビの1つ

環境問題の面から考えると、長期滞在に比べ短期滞在は二酸化炭素を多く排出します。

短期滞在はシーツの交換やチャックイン・アウト対応など宿泊施設の負担も大きくなるため、「観光地の持続可能」の面でもデメリットが大きいです。

それに比べ長期滞在は地域の魅力が伝わりやすくなるだけでなく、環境や受け入れ側にとってもメリットが大きいため、可能であればワーケーションを含む長期滞在を選ぶことは、私たちにできるサスタビの1つと考えます。

国立公園、温泉地におけるワーケーションの先進地

ワーケーションという言葉がコロナ禍で広まってきたものの、人々のライフスタイルにはまだ定着していません。乗鞍のように国立公園の中にあり、自然豊かでノイズレスな温泉地という環境は、ワーケーションに非常に適しています。

新たな旅のスタイル、働き方を普及・定着させることが持続化な地域づくりにも繋がります。大自然の乗鞍の魅了を堪能しながら地域づくりに貢献できるサスティナブルなワーケーション、いかがでしょうか。

この記事に対するご感想やご意見は、ぜひコメント欄から投稿お願いいたします

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

関連記事

  1. 【福井県】越前鯖江の伝統産業・ものづくりに触れる旅〈後編〉

  2. ジオパークによる隠岐の魅力発信とサステナブルツーリズムの実現にむけて

  3. 熊本県のサステナブルツーリズム・スポットまとめ!事例紹介

  4. 【静岡県】人生の風を待つ場所、伊豆稲取

  5. 【埼玉】埼玉県のサステナブルツーリズム5選!事例紹介

  6. 太子町ノルディックウォークでサステナブルな街づくりを

  1. ツーリストシップとは?田中千恵子氏から学ぶ、観光者としての自分…

    2023.02.04

  2. 【福井県】越前鯖江の伝統産業・ものづくりに触れる旅〈後編〉

    2023.01.31

  3. 【福井県】越前鯖江の伝統産業・ものづくりに触れる旅〈前編〉

    2023.01.28

  4. 旅を楽しむ際に意識して欲しい6つの考え方②「私たちの地球を守ろう」

    2023.01.24

  5. ツーリストシップとは?田中千恵子氏から学ぶ、観光者としての自分…

    2023.01.21

  1. 【神奈川】鶏の解体ワークショップで「食の裏側」を考える

    2022.07.27

  2. 【東京】都内のサステナブルツーリズムの事例紹介

    2022.09.13

  3. 国内におけるサステナブルツーリズム事例を紹介

    2021.11.10

  4. サステナブルツーリズムとは

    サステナブルツーリズムとは?事例も含めて徹底解説

    2022.11.15

  5. リジェネラティブなサステナビリティへむけて:エコツーリズムをヒ…

    2022.11.22