旅先での人とのふれ合いにフォーカスしたWebサイト、『ちの旅』って知ってる?

地元の人との交流は、旅行の醍醐味の1つ。そこに住む人だからこそ知っている土地の歴史や文化、日常の暮らしのお話は、ガイドブックでは手に入りません。また、サステナブルな旅を実践する上でも、地域の方々の想いを知ることはとても重要です。

ただ、地元の人と交流したいけれど、どうすれば知り合えるか分からないという方も多いのでは?

そんな人にオススメのWebサイトが『ちの旅』です。

『ちの旅案内人』と行く長野県・茅野市

長野県の中央にある諏訪盆地の、さらに中心に位置する茅野市。東には八ヶ岳連峰がそびえ立ち、その裾野にある茅野は縄文時代から人々が暮らす里山です。

八ヶ岳登山の玄関口としてはもちろん、蓼科や白樺湖といった高原を有するリゾート地でもあり、東京から電車で約2時間というアクセスの良さから観光客も多く訪れます。

そんな茅野で、ただの観光ではなく「土地の人たちとふれ合い、土地の暮らしを身近に感じられる旅」を提供するのが『ちの旅』です。

土地の人とふれ合い、暮らしを身近に感じる旅

『ちの旅』は、一般社団法人ちの観光まちづくり推進機構(長野県・茅野市)が運営するWebサイトです。

ちの旅とは」のページには、人との交流を大切にするコンセプトがやわらかな語り口で紹介されています。

わたしたち「ちの旅案内人」が提案する「ちの旅」は

ただ通り過ぎるのではなく、土地の人たちとふれ合い

土地の暮らしを身近に感じられる旅です。

(引用:ちの旅とは

サイトのメインコンテンツは2つ。

茅野市の文化や自然を体験できる「ちの旅アクティビティ」と、茅野市に住む“ちの旅案内人”があなたのためだけの旅行プランを考えてくれる「ちの旅オーダーメイドツアー」

どちらも、ただモノを消費するだけではなく、コトの体験と、ヒトとの交流とを前提にしています。

サイト内に散りばめられた、人々の笑顔の写真からも、旅人を暖かく迎えてくれる土地柄が伺えます。

職人に、農家に、おばあちゃんに、会いに行く

出迎えてくれる人はさまざま。

現在、ただ一人になってしまった、信州のこぎりの職人さん。
レタス・セロリ・キャベツなどの高原野菜をつくる農家さん。郷土料理やおやつ作りが得意なおばあちゃん。

ほかにもたくさんの茅野市民がアクティビティを提供しています。

サスタビメンバーが実際に『ちの旅』を利用したときの様子はこちら!

八ヶ岳、白樺湖、蓼科高原、車山など、美しい自然に恵まれた茅野市。豊かで、けれど厳しい自然のなかで生き抜いてきた人々の話を聞きに行ってみませんか?

この記事に対するご感想やご意見は、ぜひコメント欄から投稿お願いいたします

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

関連記事

  1. 地域が変わっていくには時間がかかる ―『ちの旅』田子さんインタビュー

  2. WWOOF(ウーフ)って何?日本でするには?お金のいらない、助け合いの旅とは

  3. 新しいようで古い旅のスタイル、もう一度旅したくなる場所を増やす「おてつたび」とは(前編)

  4. 文化と経済を仲介する観光 ―― 持続可能な社会のための観光学 Vol.5

  5. サスタビが草加を街歩き!「寝に帰るだけの街にならない」ベッドタウンの街づくり

  6. 短期的な人手不足だけではなく地域のファンや応援団を作る「おてつたび」(後編)

  1. 観光地での「ガッカリ」は新たな発見のヒント

  2. 【神奈川県】友達と行きたい!ヴィーガン・プラントベースメニューのある飲食店7選!

    【神奈川県】友達と行きたい!ヴィーガン・プラント…

  3. サステナブルな旅と「ごみ」の深いかかわりを知ろう

  4. SDGsと観光まちづくり:カードゲームで学ぶ持続可能…

  5. 観光地の多様な表情を知ろう:「夜の小町通り」の例

  1. 【関西】京都のサステナブルツーリズム6選!事例・ス…

  2. 大切なのは「ひとつずつ」!:旅を通じて旅を育てる

  3. 秋川渓谷で清流を感じる 東京プチトリップのススメ …

  4. 【東京都】蔵前のサステナブルスポット6選・モデルコ…

  5. 国内におけるサステナブルツーリズム事例を紹介

月別記事・レポート