今回ご紹介する沖縄県・石垣島は沖縄本島から約400キロ離れた所に位置する、八重山諸島の中のひとつの島。エメラルドブルーに輝く海でシュノーケリングやダイビングなどのアクティビティを楽しむことをお目当てに訪れる人々が多いことでも知られていますね!
国内客においては昨年の2023年には過去最高の726万9000人、訪日外国人を含めた全体の観光客数においても853万2000人を記録しています。
琉球王国時代には中国や東南アジア諸国と交易を行い、明治時代に日本に統一された後も農業や漁業を中心として営みを続けてきた石垣島の人々ですが、近年では前述したように観光業が盛んとなり、高級マンゴーなど農産物と合わせた取り組みも進んでいます。

また、石垣市では10年後のスタンダードになる旅のありかたを提案することを目的に石垣版サステナブル観光モデルツアー「サステナ島旅 ISHIGAKIJIMA」を開発。2023年に試験的に販売。
環境に配慮したSAFジェット燃料を使用した航空機の採用、ビーチクリーン、おきなわSDGsパートナーに認定されている宿に宿泊するなどの工夫を盛り込んだパッケージツアーで、2023年に試験的に販売されました。
ぜひ、石垣島を訪れる前にはサスタビ20カ条にもある「03 事前に旅先の歴史・文化をしらべておこう」も参考にしてみてください。
旅先の人達に敬意を払うため、旅に出る前に、その土地の歴史や文化を調べましょう。自分で調べて知ることは、相手への敬意を払うための第一歩につながります。また、何も知らずに訪ねるとその土地の表層的な面しか見えませんが、背景まで理解してから足を運んでみると、少し違った景色を観られます。...
石垣島のサステナブルツーリズム3選
筆者が実際に足を運んだスポットを中心に、石垣島のサステナブルツーリズム事例を見ていきましょう!
美ら味堂

9月初旬、午後のいちばん暑い時間帯に訪問したのはアセロラドリンクが楽しめるという「美ら味堂」。石垣島に数ある観光農園の中でもマンゴーやパイナップルではなくアセロラは珍しいなと思い、足を運んでみることにしました。

こじんまりとして心地の良い店内に入ると、早速目に入るアセロラを使用したジュースやアイス、お酒などのメニュー表。
王道のアセロラ100%ジュースをオーダーしてみました!
スーパーフルーツとして名高いアセロラは、その小さく真っ赤な果実に豊富なビタミンCを含みその量はレモンの約34倍にも匹敵するそう。
さらにミネラルやカリウムも多く、沖縄旅のパワーチャージにもぴったりのフルーツです。

海を一望できるテラス席、サービスでもらったお花とともに
提供されたアセロラジュースは真っ赤で、一目見てびっくり!見た目からも栄養豊富なことが伝わってきます。
「一体このジュース一杯で何一分のビタミンCを摂取できたのだろう……」と思いを馳せながら飲んでみると、疲れが一気に吹き飛ぶようなさわやかな酸味が口いっぱいに広がります。
店主さんによれば、お店で提供されているアセロラはすべてお店と併設されている農園で育てられたもので、手作業で丁寧に収穫されているそう。
その土地で収穫されたものを、その場で頂く。まさに地産地消……!
地産地消を実践する飲食店では長距離移動で運ばれる食材を使っておらず、移動に伴う温室効果ガスの削減に貢献できます。また、地元で採れた肉や魚、野菜を消費することで、旅先の畜産業や漁業、農業を応援することもできます。 ...

「帰りがけにぜひ見ていってくださいね」と言う店主さんのお言葉に甘えてアセロラ農園に下りてみるとピンク色の可愛らしいアセロラの花、まだ青くサクランボほどの大きさのアセロラの実を発見することができました!


ユーグレナの故郷、石垣島の生産拠点|八重山殖産
ユーグレナ(和名:ミドリムシ)は、藻類で動物と植物の両方の性質を持ち光合成により成長します。「からだにユーグレナ」などの商品を愛用している人もいるかもしれませんね。
ユーグレナは実は石垣島が生産拠点!滞在中にもさまざまな場所でユーグレナの自販機や看板に出会いました。

健康食品事業を主として創業したユーグレナ社は、現在ではバイオ燃料「サステオ」や化粧品など多岐にわたって事業展開をしています。
その中でも今回は地域貢献事業をピックアップ。例えば上記の写真の「ユーグレナ石垣島ターミナル」は2017年1月、石垣市より公募先としてユーグレナ社が選定されたことで現在の姿となったそう。
滞在中に利用したタクシーの運転手さんとたまたまユーグレナの話になり、「びっくりだねぇ、家族がユーグレナ社で働いているんだよ。地域や子どもたちのためにいろいろやってくれて、石垣島に欠かせない企業だよ」と運よく生の声も聞くことができました。
今回は訪問が叶いませんでしたが、ぜひ石垣島を訪れた際におすすめしたいスポットがユーグレナの生産拠点「八重山殖産」。個人向けのツアーも開催(要事前申込)されているそうで、ユーグレナ社の事業やユーグレナが生まれる現場をぜひその目で確かめてみては?
石垣島共同売店

石垣島の離島ターミナルからもほど近い場所にあるアーケード街「ユーグレナモール」内にあるお土産屋さん「石垣島共同売店」。
沖縄・志垣島・周辺離島の食品から雑貨まで、地元のあれこれやソーシャルグッドなプロダクト、地元アーティストさんのグッズなどここでしか手に入らないモノと出会える場所です。

ごみを出さない「ゼロウェイスト」な生活をスタートするためにぴったりの雑貨ブランドも。


沖縄の鳥、カンムリワシなど石垣島の野生動物をあしらった寄付付きのタオル


自分用のアイテム探しにも、友人や家族のお土産探しにもぴったりのソーシャルグッドなお店でした!
石垣島で、サステナブルツーリズムを楽しもう!
筆者が足を運んだスポットを中心に、石垣島のサステナブルツーリズムにおすすめのスポットをご紹介しました。
あなたも石垣島やその他の旅先でもおすすめのサービスや場所を見つけたら、ぜひサスタビのスポット・イベント登録やSNSから情報のシェアをお待ちしています!
参考:日本経済新聞 「沖縄の23年度観光客、国内客が過去最多の726万人に」
今回ご紹介する沖縄県・恩納村は「サンゴの村」とも言われる、沖縄の玄関口那覇空港から約2時間の中央部西海岸側に位置する村。 224種ものサンゴ礁が広がる海岸線は、本土復帰後観光資源として注目を浴び現在ではリゾートホテルが軒を連ね、年間約300万人が宿泊する人気エリア。 戦前から農漁村としての歴史を...
透明度抜群の青い海。白い砂浜。サンゴ礁に囲まれた美しい自然。 そのあまりの美しさに沖縄ともよく間違えられる「与論島」は、鹿児島県最南端に浮かぶ小さな島です。沖縄や奄美大島に比べると観光客が少なく、穴場スポットとしても知られています。 今回は、2021年の『持続可能な観光地トップ100』に...
沖縄で、サステナブルツーリズムを楽しもう 寒い冬が終わり、感染症対策も少しずつ緩和され、「今年こそは沖縄に行きたい!」と思っている方もいるのではないでしょうか? 2022年、返還から50年を迎えたを沖縄で、歴史や伝統文化に触れられたり、豊かな自然を受け継いだり、未来につながる”サステ...
フリーのライター/エシカル・コンシェルジュ。学生時代、100本以上のドキュメンタリー映画を通し世界各国の社会問題を知る。事務職を経て独立後、ソーシャルグッドに関連する記事を執筆。都会暮らしからはじめるエシカルな暮らしを実践中。




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