次の旅行先は、サステナブルを体感できるスポットを訪れてみませんか?地球も、あなたの心も豊かになれる山形県内のおすすめスポットをジャンル別に5カ所紹介します!
1 【ホテル】SUIDEN TERRASSE
引用:SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE 開業5周年のお知らせ
山形県の北西部に位置する庄内地方は、日本海に面し平野が広がる自然豊かな場所。出羽三山からもたらされる豊かな水は、稲作や酒づくりの基盤となり地域を支えてきました。
山形庄内の魅力発信を行うことを目的に、2018年にSUIDEN TERRASSEはグランドオープンしました。田んぼからインスピレーションを受けて設計された建物は、「空間」「本」「食」「農」「地域」「癒」の6つをキーワードにしているそう。
館内では露天風呂、サウナ、旬の食材をふんだんに使用した食事を楽しむことはもちろん、田園風景を見渡すことができる大きな窓が印象的なライブラリーは約2,000冊を有しています。
3泊4日のワーケーションプランもあるので、仲間でワイワイ合宿のように過ごすことも可能です。隣接する子どもたちの遊び場「キッズドームソライ」は思い思いに遊べるアスレチックや創造性を刺激する多くの素材・道具が揃うものづくり空間を備えた教育施設。開放的な自然の空間は、家族でのリフレッシュにも最適です。
開業5周年を迎えた2023年、「サスティナブルチャレンジ」として、庄内の食を伝え継承する取り組みの強化、オンラインストアの運営、自然に囲まれたウェディングプラン、人と環境に配慮したアメニティなどを打ち出しています。
2 【カフェ】SOBAカフェ 山笑う
引用:山笑う公式HP
山形市JR東金井駅近くにお店を構える「SOBAカフェ 山笑う」は、同市の隠れ家ランチ「かくれ庵sasaki」の系列店として2023年にオープンしたばかりのカフェです。
ほっとするような和風テイストの店内は、おひとり様も入りやすいカウンター席からお子さまパーティーにも使えるテーブル席+小上がりまでさまざまなニーズに対応しています。
ランチメニューのラインナップは、看板的存在のお蕎麦からカレーなどのアラカルト、日替わりのおにぎりなど。おすすめは名産山形牛を使用した「山形牛すきごぼう蕎麦」や地元野菜をふんだんに取り入れた「季節の野菜to蕎麦ガレット」です。
筆者は、おすすめメニューの中でも特に山形産のブランド米「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」の日替わりおにぎりが気になりました!
山形のお米って本当に美味しいのです。以前、山形市内の居酒屋で頂いたつや姫の塩結びが忘れられません……!デザートセットなどのカフェメニューの提供もあるので、観光の合間にほっと一息しに行くのも良いですね。
店内から見える、移ろいゆく季節を感じられる田園風景とともに地産地消のお食事を楽しんでみては?
3 【レストラン】ピノ・コッリーナファームガーデン&ワイナリー松ヶ岡
引用元:ピノ・コッリーナファームガーデン&ワイナリー松ヶ岡公式HP
鶴岡市の松ヶ岡は、明治初期に旧庄内藩士たちによって開墾された土地であり、開墾当初は桑園、その後は製糸工場・絹織物工場があったそうです。
台地であったことから、庄内柿など果物の生産地でもありました。この地では2017年より葡萄栽培を開始し、2024年には1万本に達する予定までに拡大を続けています。
栽培されている葡萄はシャルドネ、メルローなど7圃場8品種。いずれも松ケ岡の風土を生かしたこだわりのナチュラル国産ワインです。
併設されているレストランは、葡萄畑が一面に広がるロケーション。ゆったりとした空間で、ワインと地元食材のイタリアンフレンチを楽しめます。
地元米や野菜などを使用した季節限定メニューが人気を博している他、気候の良い春から秋にかけての季節限定で販売されているワインとお食事がセットになった「ワインピクニックセット」も旅の目的になりそうな素敵なプランです!
ワイナリー松ヶ岡では、循環型農業に取り組むことも視野に入れているとのことなので今後の動向にも注目したいですね。
4【アウトドア】鮭川村エコパーク
引用元:鮭川村エコパーク公式HP
最上郡鮭川村は、山形県北部に位置する山に囲まれた農村地域。最上郡の「最上」は戦国時代この地域を勢力下に置いていた将軍最上義光に由来した地名です。鮭川村エコパークは、滞在型の森林公園で、総面積30ヘクタールを有します。
団らんスペースや体験実習室、お食事処を備えた「きのこの森センター」、木の香とぬくもりあふれる「きつつきコテージ」、電源ボックスやコインランドリー、お湯が使用できる炊事場などがうれしい「栗の木オートキャンプ場」などアイデア次第でさまざまな楽しみ方ができる充実した施設内容となっています。
園内トレッキングなどの体験メニューも用意されており、四季折々の自然に触れ合いながら鮭川村の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。
5【伝統工芸】関川 自然糸しなもっこランプシェード作り体験@足湯カフェ チットモッシェ
引用元:GreenBlueあつみ公式HP
山形県鶴岡市温海は、温泉街や国の伝統的工芸品に指定されているしな織で知られるエリアです。
新潟県との県境にある鶴岡市関川地区と、新潟県村上市の山熊田地区・雷地区に古くから伝わる「しな布(しな織)」は、日本三大古代布の一つに数えられており、沖縄の芭蕉布、静岡の葛布と並んで代表的な古代布と言われています。
原料となるしなの木の木皮を糸に加工し、織りの過程を経て布となるまで約1年を要するそう。温海を訪れた際におすすめしたいのは、しな布を使用した冬季限定のランプシェードつくり体験。
約80分のコースで、しな布についての基礎知識からランプシェード作り、足湯カフェでお茶を楽しめます。日頃伝統工芸に携わる機会がない方こそ、旅行の機会に実際に触れることで新たな気づきがもたらされるかもしれません。
この記事へのコメントはありません。