サスタビを知る「サステナブルな旅って、なに?」―そんな素朴な疑問について、さまざまな視点から考えます。

太子町ノルディックウォークでサステナブルな街づくりを

太子町ノルディックウォークでサステナブルな街づくりを

大阪府南河内地域にある太子町は、町全体が坂であることを生かして「ノルディックウォーク」と呼ばれるフィンランド発のフィットネスエクササイズで、観光客と地元民のつながりを創出、地域活性および地方創生にとりくんでいます。

ノルディックウォークでの街づくりが、サステナブルツーリズムに繋がると目をつけたのが、京谷商会

地方商社である京谷商会の取り組みを今回はご紹介いたします。

太子町をノルディックウォークの聖地へ

ノルディックウォークで町おこし

そもそもノルディックウォークとは

ノルディックウォークはクロスカントリーの選手が雪のない夏場の練習や、体力維持としてストックで山道を歩いたのがはじまりとされている、フィンランド発祥のフィットネスエクササイズ。

登山やトレッキングとは異なり、比較的ゆるやかな丘や野山をフィールドとすることもあり、老若男女誰でも親しめるスポーツレクリエーションとして北欧で親しまれています。

フィットネスとして運動する方だけではなく、リハビリとして取り組む方、コミュニティ内のコミュニケーション促進の手段として利用する方など、目的もさまざまなです。

太子町の地方創生を担う京谷商会とは

株式会社京谷商会は太子町を拠点とした地域商社。地域商社とは、地域の魅力を引き出し、地方創生や地域活性化に取り組む企業のことを指します。

京谷商会は「心と身体の調和の町、太子町」をテーマに、もともと「見守り」を目的とした高齢者向け食事デリバリー事業からはじまり、太子町役場と連携して高齢者向けにスマホ講座を行うなど、地域の高齢者に寄り添ったサービスを展開してきました。

高齢者と関わり対話するなかで次のフェーズとして、「健康増進」に加えて「地方創生」を目的にノルディックウォークの普及をはじめています。

参考:【1周年】大阪府太子町の地域商社、高齢者向け事業の創業1周年を迎え、「見守り」から「健康増進」「地方創生」の第2フェーズへ

太子町ノルディックウォークCLUBの狙いとは

ノルディックウォークに最適な太子町の地形

太子町は町全体が坂になっており、本来であれば不便だと思う地形。しかしながら坂があるおかげで日本ノルディックウォーク連盟の大阪東支部では、ノルディックウォークのおすすめコースとして全5コースのうち、4コースを太子町から選んでいます。

そこに目をつけたのが京谷商会、太子町内でのノルディックウォークの認知度を向上させるとともに、今まで触れてこなかった人たちに楽しんでもらう普及活動をはじめるため「太子町ノルディックウォークCLUB」を設立しました。

ノルディックウォークを通して地元の高齢者と観光客を繋ぐ

太子町ノルディックウォークCLUBでは、太子町に住む高齢者に向けて体験会や講習会を定期的におこなうことで、高齢者の健康増進を狙うこと以外に、地域住民に普及させることにより、町外からの訪問者のホストとなり、町内をガイドする役割をするこを目指します。

受け入れを行うホストは有償にて行うことで、観光収入を得ることができ、町外からくる観光客はノルディックウォークの体験だけでなく、地域の方々との交流を楽しみながら、太子町を観光ウォーキングできるメリットがあります。

地形を生かしたサステナブルな仕組み

ノルディックウォーク

本来であれば不便と思われていた坂が多い地形を生かしたノルディックウォークを通した一連の取り組み。

地元の高齢者の健康増進と、収入の確保をしたうえで、観光客と地域の方々が自然に繋がれる仕組みにサステナブルツーリズムを感じて紹介させていただきました。

聖徳太子の御陵があることから、聖徳太子の町として知られてきた太子町、今後はノルディックウォークの聖地として有名になることでしょう。

この記事を書いた人

岡村龍弥

合同会社ギルド 代表

立命館大学大学院修士課程修了。専門は情報理工。NTTデータ入社後、大規模システム開発の維持管理やビッグデータを用いた観光分析を担当。世界一周後、場所にしばられずに働くを追求してITに特化した現代版なんでも屋を起業。チェコ親善アンバサダー、銀河高原ビールアンバサダー。通称、シャンディ。

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