おさえておきたいサスタビニュース2023年1月

サステナブルな旅」とは、旅を楽しみながら、広く地球環境、社会、経済に配慮し、旅先の人々の暮らしに敬意を払い、旅すること。「サスタビを知る」のコーナーでもさまざまなサステナブルスポットや事例をご紹介していますが、こちらの記事では、2022年12月にリリースされた最新のサステナブルなニュースをピックアップしてご紹介していきます。

楽天トラベル、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会に加盟

引用:楽天トラベル、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会に加盟

楽天トラベルが、GSTC(Global Sustainable Tourism Council:グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)に加盟しました。楽天トラベルはこれまで、国際基準のGSTC-Iをもとに宿泊施設のサステナビリティへの取り組みを伝えるサステナビリティアイコンや、サステナブルトラベルバッジのリリース、宿泊施設向けのサステナビリティ活動のハンドブック作成などを行ってきました。今回のGSTCへの加盟を通じて、さらなる活動の拡大が見込まれています。楽天トラベルのような大手旅行会社では、こういったサステナブルへの意識がどんどん強まっているようです。

JAL、奄美の集落で過ごすサステナブルツアー、地元の人と触れ合いやビーチ清掃など、関係人口の創出へ

引用:JAL、奄美の集落で過ごすサステナブルツアー、地元の人と触れ合いやビーチ清掃など、関係人口の創出へ

JALグループは2022年12月、「奄美群島サステナブルプロジェクト」として世界遺産の奄美・大和村で自然と文化を満喫するダイナミックパッケージツアーを発売しました。このツアーでは地域の伝統や文化、風土を活かして関係人口を拡大することを目的としています。ツアーの参加者は、ビーチクリーン活動やSUP&シュノーケリング、奄美大島の森のナイトツアーなどを体験できます。出発日は2022年12月から2023年1、2月にかけた全10回です。楽天トラベル同様、大手企業がサステナブルな旅への取り組みを強めています。今回のツアーは環境保全だけでなく、地域の伝統や文化に触れられる点も大きなポイントです。

エクスペディアが最新旅行トレンド調査を発表、CMOが解説した世界で高まる「サステナブル旅行」への関心とは?

エクスペディアは、最新の旅行トレンドを考察した「トラベラー・バリュー・インデックス(Traveler Value Index)」調査の結果を公表しました。調査によると世界中でサステナブルな旅行への関心は高まっており、同社サイトのクチコミデータによると、2022年1月に持続可能性や環境への配慮に関する用語が使用された回数は前年同月と比較して2倍に増えています。ユーザーは「環境への影響が少ない移動手段」「地域の文化やコミュニティとの関わり方」「環境に配慮した宿泊施設」「先住民の文化や伝統に配慮した旅先」などにk南進を持っており、「半数以上が、コストが通常よりも割高になっても、サステナビリティのオプションを選ぶと答えている」そうです。大手旅行会社がサステナブルに取り組む中で、旅行者もこうした意識の強化を求められています。

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