【エリア別】沖縄旅で訪れたいサステナブルな宿7選まとめ

いよいよ夏本番!読者の皆さんの中にもお盆休みや夏休みを利用して旅に出たいと考える人も多いことでしょう。
今回は持続可能な旅を考えるサスタビ的なおすすめのサステナブルな宿をガイドしていきます。

【本島北部】 ルネッサンス リゾート オキナワ

 

ルネッサンス リゾート オキナワ

出典:https://go-hpd.reservation.jp/ja/hotels/hpd-renaissance/plans/10135685?

那覇空港から車で約1時間。エメラルドグリーンの海を臨む立地にある「ルネッサンス リゾート オキナワ」。
全室オーシャンビューの客室や、環境省にも選定された経歴を持つプライベートビーチが魅力の、子どもから大人まで楽しめる環境に優しいホテルとして恩納村の地でさまざまな取り組みを行っています。

例えば生き物との触れ合いや歴史について学ぶことができるフィールドプログラム9種、ドルフィンプログラム6種の計15種類の多彩なプログラムからなる「SDGsアドベンチャー」は収益の一部が環境保護活動などに寄付されています。
またホテルのある恩納村は「サンゴの村宣言」を掲げるサンゴ保護に積極的な自治体としても有名。ルネッサンス リゾート オキナワも恩納村のガイドラインに従いサンゴと共生するマリンプログラムやサンゴの植え付け体験を実施。

地産地消やフードロスにも目を向けた「シェフの一皿 FARM to TABLE」も現地に訪れたときには頂いてみたいメニューばかりです!

【本島中部】Yama’oto

Yama’oto

画像出典:https://yamaoto.jp/#plc05

2024年春にオープンしたばかりのYama’otoは、固有の動植物の貴重な棲み処となっている世界自然遺産「やんばるの森」の玄関口にある1日1組限定の一棟貸しヴィラ。
「原初の自然とローカルが織りなす滞在」を掲げ、リトリートを目的とした滞在にピッタリの場所です。

宿周辺のカフェやサウナ、体験施設などをローカル気分で冒険して地域の文化や人々とゆっくり交流してみてはいかがでしょうか。
深い原始の自然に囲まれた敷地の庭や、敷地のすぐ外にも広がるダイナミックな自然を味わう滞在は、何にも代え難い自分をいたわる旅となりそうです。

【本島中部】EMウェルネス暮らしの発酵ライフスタイルリゾート

EMウェルネス暮らしの発酵ライフスタイルリゾート

画像出典:https://kurashinohakko.jp/concept/

ウェルビーイングな沖縄旅をしたい人におすすめしたい「EMウェルネス暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」は、那覇空港から車で約40分の北中城エリアにあるリゾートホテルで米軍統治時代に建てられた、文化財的価値のあるホテルをよみがえらせた施設です。

「ウェルネスな旅」・「眠りの旅」・「楽しい旅(アクティビティやワークショップ)」など旅のタイプ別に選べるプランや宿泊者以外も参加可能なワークショップが多数開催されるなど何回も訪れたくなります。沖縄の伝統的かつヘルシーな「ぬちぐすい」や発酵がゆ、ヴィ―ガン対応メニューまで心と体が喜ぶごはんや大浴場や岩盤浴、アーシングスポットや各種ヒーリングメニューなどのリラクゼーションを心ゆくまで堪能しましょう。

訪問する前には、施設HPのSDGsへの取り組みについてのページもぜひ目を通してみてください!個人にも参考になる素敵な取り組みが紹介されていますよ。

【本島南部】THE KITCHEN HOSTEL AO

画像出典:https://www.kitchenhostel.com/

KALAKAUA INN THE KITCHEN HOSTEL AOは、那覇市久茂地の中心街にある利便性の高いホステル。
沖縄らしさを感じさせるアメリカンテイストな宿は、1F部分はカフェ、2F部分はドミトリーとなっており一人旅からグループ、ワーケーションなどリーズナブルにさまざまなシーンの利用が叶います。

ポイントは、電動キックボードのレンタルを通じたCO2排出削減や、ゼロウェイストへ積極的に取り組んでいることです。
オーガニックのナッツなど、眺めているだけで楽しいお菓子の量り売りコーナーやマイボトルに水を給水できるスポット「mymizuステーション」の設置など、宿泊するだけでサステナブルな旅を実現することが可能!

【離島】星野リゾート西表島ホテル

星野リゾート西表島ホテル

画像出典:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/iriomote/activities/13328/

2021年に世界自然遺産にも登録された生物多様性の島、西表島の魅力をたっぷりと楽しむなら星野リゾート西表島ホテルへ!
エコツーリズムリゾートを目指す同ホテルは、大きく3つの活動を展開しています。

まずは環境配慮型のホテル運営。客室サービスや館内販売も含めペットボトルの提供を完全に廃止しました。
次にネイチャーツアーを通じた自然や生き物たちへの啓蒙活動です。マングローブ林ツアーや西表島が世界遺産となった背景を知るツアーなどが随時開催されています。
西表島の代名詞であるイリオモテヤマネコの保護活動についても、その痕跡を巡るツアー提供や宿泊客へ正しい知識をアナウンスするなど多くの取り組みを実施しています。

【離島】西表島ジャングルホテル パイヌマヤ

西表島ジャングルホテル パイヌマヤ

出典:https://www.painumaya.com/

9割の原生林が島を占めるという、西表島の雄大な自然の素晴らしさや大切さを伝えるコンセプトで運営される「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」。
川沿いにたたずむ一棟貸しのコテージは、慌ただしい都会の暮らしから離れてデトックスするにはうってつけ。

また、SDGsへの取り組みとしてアメニティ持参の呼びかけやフェアトレードコーヒーの採用、ビーチクリーンの実施などを行っています。
地元八重垣の食材をふんだんに使用したお食事や、周辺のガイドツアーも充実!

【離島】ZUMI TERRACE(ズミテラス)うちなーみやリゾート宮古島

ZUMI TERRACE(ズミテラス)うちなーみやリゾート宮古島

画像出典:https://uchimiyaresorts.com/concept/index.html

世界屈指の透明度のビーチや満点の星空など、女子旅にも大人気の宮古島に2023年にオープンした「ZUMI TERRACE(ズミテラス)うちなーみやリゾート宮古島」。
コンセプトは「宮古島の豊かな自然を守りながら、遊び心とユーモアが詰め込まれたタイニーホテルをリーズナブルにお楽しみいただけるリゾートホテル」で、全客室にサウナも完備しています。

ラグジュアリーなだけではなくエコフレンドリーにもこだわりが。ホテルのレンタカーには電気自動車や、電力会社に頼らず、太陽光パネル等を用いて電力を自給自足するオフグリッドを採用するなど環境への取り組みも充実!

次の沖縄旅は、サステナブルな宿を目的地に

サスタビ的目線で沖縄各地のサステナビリティあふれる宿を紹介しました。
泊まることから、旅人としてできるアクションをはじめてみませんか?
あなたのおすすめのホテルや宿泊先があったら、ぜひスポット登録して多くの人へ広めてくださいね!



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