サスタビの情報収集は、DMO(観光地域づくり法人)で!

DMO(観光地域づくり法人)という言葉を知っていますか? 簡単に言うと、各地域の観光資源の活かし方を考える団体で、日本各地にさまざまな団体があります。規模は大きくないものの、地元に密着した彼らが持っている情報のなかには、大手メディアやガイドブックでは手に入らない情報も。この記事では、DMOの探し方と、上手な使い方を紹介します。

DMOでは、どんな情報が手に入る?

DMOはもともと英語圏で生まれた概念で、Destination marketing organization(観光地のマーケティングをする団体)または、Destination management organization(観光地を管理・経営する団体)を意味します。こんなふうに書くとなんだか難しそうに見えますが、旅人の立場からは「観光地をもっと盛り上げようとする人々の集まり」くらいに捉えればOKです。DMOの活動は、観光庁が認定・支援していて、2021年9月現在、登録DMOは197団体、すべての都道府県に存在します。

活動内容は団体によって異なりますが、多くの場合は、地域内の観光スポットや宿泊施設、小売・飲食店舗などの情報を発信をしています。そういった情報なら、ガイドブックにも載っているのではと思いましたか? たしかに、似た情報はガイドブックでも見つかるのですが、以下の点が異なります。

地域に特化した情報が集まる

ガイドブックの場合、よほど観光資源が豊富な地域を除けば、近隣の複数地域の情報がセットで扱われます。地域によっては“目玉”に当たるイベントや店だけが紹介され、宿泊施設がひとつも紹介されていないということもあります。

その点、DMOの多くは都道府県や市町村単位で運営されており、その地域内の情報のみが集まります。食べる、寝る、遊ぶのすべての情報がカバーされているため、1つの地域にどっぷり入り込むような旅行の仕方にはピッタリです。

広告情報がないか、あっても少ない

DMOは多くの場合、地域の観光業従事者たちによって運営されているため、観光を盛り上げること自体が目的です。Webサイトで広告収益を上げることを目指していないため、広告主への忖度がありません。ユーザーにとって本当に有益な情報を選んでくれています。

個別相談への対応を行っているDMOも

団体によっては、情報発信だけでなく、ユーザーの相談に対応していることもあります。地域に精通した人が、あなたの希望に沿った旅行プランを教えてくれます。

※参考例)「ちの旅」のオーダーメイドツアー
※すべてのDMOが対応してくれるわけではありません。少人数で運営している団体もあるため、負担にならないよう配慮しましょう。

DMOの探し方

訪れたい地域が決まったら、その地域にDMOがないかを探してみましょう。お手軽なのは、インターネットで「地域名 DMO」で検索すること。多くの場合、どこかの団体がヒットします。

少し手間がかけられる方は、観光庁のWebサイトで公開されている「登録DMO一覧」を見るのもおすすめです。一定上の情報量や活動実績がある団体のみが掲載されているため、良い情報に早く出会えるかもしれません。

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