熊本県のサステナブルツーリズム・スポットまとめ!事例紹介

熊本県で、サステナブルツーリズムをしよう

皆さんは熊本県に行ったことはありますか?熊本と言えば、くまもん、馬刺し、辛子蓮根だけではなく、実はサステナブルツーリズムが楽しめるエリアがたくさんあるんです!

1.阿蘇エリア

“⽕の国”と呼ばれる熊本を象徴するのが活火山である阿蘇⼭。その噴火でできたカルデラは世界有数の規模を誇り、隣接する大分県の一部とともに「阿蘇くじゅう国⽴公園」に指定されています。ミネラルを多く含んだ良質な温泉や、綺麗な水、どこまでも広がる草原など、火山がもたらす豊かな自然が大事に受け継がれてきました。

また広大なカルデラの中に集落をつくり、火山の恵みと共に暮らす阿蘇の人々の歴史や営みも、ユネスコに評価されています。グリーン・デスティネーションズ(GD)による「世界の持続可能な観光地トップ100選」にも選ばれました。

・南阿蘇村

阿蘇カルデラの南部にある南阿蘇村は、人口約10,000人の小さな村です。白川水源や竹崎水源など、「日本名水百選」に選定された美しい湧水群があり、“水の生まれる郷”として知られています。ぜひマイボトルを持参して、美味しい水を持って帰りましょう!(マナーを守ってね)

宿泊には、牛小屋をリノベーションした宿「SOCKET」がおすすめです。地元の食材を買ってきてBBQをし、夜は満天の星を楽しむことができます。

レンタサイクルの貸出や、普段は入れない草原を歩くツアーなどもおすすめです。

・旧東海大学阿曽キャンパス

ぜひ訪れてほしいのが旧東海大学・阿蘇キャンパスです。2016年の熊本地震で被災し、現在は「熊本地震 回廊型フィールドミュージアム」の中核として、保存されています。

・南小国町/黒川温泉

阿蘇よりさらに奥、大分県との県境にある南小国町(みなみおぐにまち)にある秘境の温泉「黒川温泉郷」。30軒の旅館が集まった小さなこの温泉郷は、里山の風景とそこにある全ての宿をひっくるめて地域全体を「一つの大きな旅館」と考える「黒川温泉一旅館」という地域理念を持って発展しました。

引用:黒川温泉公式HP

複数の旅館の温泉を巡る「入湯手形」や、地域資源の竹間伐材をつかった「湯あかり」のライトアップ、地域の共同コンポストによる堆肥づくり、サステナブルな畜産を続けるための「つぐもプロジェクト」など、多くのサーキュラーエコノミーやサステナブルな取り組みで、世界中から注目を集めています。

2009年版のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは温泉地として異例の2つ星の評価を獲得したほか、グッドデザイン賞特別賞、第1回アジア都市景観賞など数多くの賞を受賞しました。

黒川温泉のサステナブルツーリズムについては、こちらの記事で詳しく紹介しています!

2.山鹿エリア

熊本市街地(熊本駅)から北へ、車やバスで約1時間。江戸時代には参勤交代のための宿場町として栄え、山鹿温泉、平山温泉、菊鹿温泉など県下一の湧出量を誇る良質な温泉があるのが山鹿(やまが)市。

・さくら湯

今でも多くの家族湯・公衆浴場が残っていますが、中でもおすすめなのが「さくら湯」です。

約370年前に作られ、現存する木造の温泉としては国内でも最大級の大きさです。ぜひ、重厚なお風呂に浸かりながら、歴史を感じてみてください。

・八千代座

2つ目の見どころは、大正ロマン漂う芝居小屋「八千代座」。

明治時代に建設され、昭和には映画館になりましたが、テレビの普及により客足が減り1度は閉館となりました。しかし、山鹿市民の熱い想いで再生され、現在は国の重要文化財指定を受けて現役の芝居小屋として活躍しています。

映画「るろうに剣心」のロケ地にもなり、タイムスリップした気持ちを味わうことができます。古き良き時代の面影を感じてみてください!

・山鹿灯篭

室町時代から伝わる山鹿の伝統工芸「山鹿灯篭」は、和紙と少量ののりだけで作られ、繊細でありながら華やかな美しさを併せ持つ工芸品です。山鹿市では毎年8月15・16日に「山鹿灯籠まつり」開催され、金灯籠を頭に掲げた女性たちが舞い踊る「千人灯籠踊り」など、幻想的で美しいお祭りを見に多くの人が訪れます。

山鹿灯籠民芸館では、山鹿灯籠の名作の数々や、灯篭の歴史・作り方などを展示してあり、山鹿の代名詞ともいえる”山鹿灯籠”の世界を存分に味わうことができます。

また、現役の灯籠職人に教わりながら、実際に手のひらサイズの金灯籠をつくることができる体験ワークショップもおすすめです!

3.熊本市エリア

・熊本城

熊本と言えば、熊本城!熊本のシンボルであり、日本三名城のひとつでもある熊本城も、2016年の熊本地震で大きな被害を受けました。上の写真は2018年9月のものですが、現在(2022年)は天守閣や主要な建物の復元も多く進み、元の熊本城を見ることができます。しかし、まだ崩れたままの石垣が残っていたり、震災の影響の大きさも感じられます。

現在は「熊本城復元見学コース」が設計され、ルート通り進んでいくと、解説と共に熊本城の被害についてや、復興の歩みを見て回ることができます。観光協会では、ボランティアガイドによる案内も頼めるので、ぜひ現地の方にお話を聞きながら、今しか見られない熊本城を記憶に残してみてはいかがでしょうか?

サステナブルツーリズムを楽しもう!

火山を中心とした豊かな自然、歴史、そして独自の文化。さまざまな魅力がぎゅっと詰まった熊本県で、ぜひサステナブルな旅の楽しみ方を見つけてみてください!

皆さんは、熊本でどんなことをしてみたいですか?ぜひコメントでも教えてください。

サスタビでは全国各地のサステナブルスポットを紹介していますので、そちらもどうぞ!
【東京】都内のサステナブルツーリズムの事例紹介
国内におけるサステナブルツーリズムの事例紹介

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